あぁ、いい湯だなぁ…。
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やっぱり“ゆ”の字が基本?これぞ銭湯の顔、のれんギャラリー。
銭湯旅情をかきたてる、軒先にはためくのれん。オリジナルもあるけど、定番は牛乳石鹸からの提供品。実はこれ、地域ごとに、丈&切れ目の数が違うの、ご存じでしたか?(ちなみにどの地域の型を選んでも可)。さて、どれをくぐる?
深井中央温泉
銭湯共々、昔変わらぬ正統派を守り抜く。シンプル・イズ・ベスト!
堺新温泉
これが牛乳石鹸・最新バージョンで、ご当地「大阪型」。基本のき。
安井温泉
こちらは牛乳石鹸「北海道型」。丈がちょっと短めなのは雪国仕様!?
なんば温泉
牛乳石鹸2006秋冬バージョン。ゴージャス感あるデザインが街にマッチ。
湊潮湯
ウリの「磯の香り」を、しっかりアピール。清潔感ある白地は案外少数派。
なごみ湯
気品ある藤の花をあしらった、“ゆ″の字のない粋なオリジナルデザイン。
普段はそんなに思わないのに、なぜか飲みたくなる銭湯ドリンク。
「ぷは〜っ、極楽」な、湯上がりのイッパイ。なぜか銭湯に来たら買いたくなる魔法の逸品。狙うは、どこへ行っても見当たらないクラシカルな顔ぶれ。食品衛生が叫ばれる今、果敢に“洗浄命”のビンを守る銭湯魂。言わずもがな、ビンは返却すべし。
コカ・コーラ(堺新温泉/80円)
おなじみのグッドデザイン。風呂上がりに一気に飲み干すならこのサイズだ(と思う)。
三ツ矢サイダー(なごみ湯/100円)
シュワ〜ッときつめの炭酸がきいた国民的炭酸飲料。年輪感じる爽快さ。
バヤリースオレンジ50(堺新温泉/80円)
100%果汁至上主義の時代、ゆるめのオレンジ&みかん果汁にノックアウト。
森永コーヒー(なごみ湯/100円)
甘すぎるくらいが丁度うまいコーヒー牛乳。香りとか酸味とか、この際、気にならない。
フルーツ牛乳(みどり湯/120円)
まろやかで、さっぱり感もあって、甘くて・・・ちょい薬っぽい。でも、飲んじゃう味。
森永マミー(なごみ湯/100円)
乳酸菌系の走り。育ちざかりのお子さまならずとも、健康を気遣うならこれか。
スコール(なんば温泉/120円)
宮崎県が生んだ伝説の乳白色。キャッチコピーは「愛のスコール」ですから!
みかん水(湊潮湯/80円)
ほんのーりみかん風味の奥ゆかしさ。シンプルすぎるビジュアルにも、ぐっとくる。
ラムネ(深井中央温泉/100円)
ブシュッと飛び出す泡を受け止められない輩が続出。銭湯こそ数少ない修業の場。
デビュー前に知っておきたい、銭湯の最低限のマナーはこれ!
銭湯初体験!と勇んでみたものの、銭湯のマナーって意外と知らないもの。とはいっても、常識的なものばかり。銭湯というのは街のコミュニケーション・スポット。大勢の人が出入りするだけに、みんなが気持ちよく使えることがまず大基本です。
浴槽に入る前には身体を洗い流す。
汚れた身体で湯船に浸かる、これはお家でも厳禁ですよね。
周囲の人に気をつけて湯水は使う。
意外と飛び散る湯水。やられると気持ちいいもんじゃないよね。
浴槽にタオルは浸けない。
身体を洗ったタオルはキレイな浴槽には似合いません。
泥酔では入浴しない。
体にも良くないですが、醜態は周囲の人にも迷惑に。
濡れた身体で脱衣場に入らない。
自分ん家の脱衣所をベタベタに濡らされたらイヤですよね。それと一緒。
浸かるだけが銭湯じゃありません。読んで知る、奥深い銭湯の魅力。
日本全国、津々浦々に点在する銭湯。その歴史は深く、そして濃い。現地に赴くのは大変だけど、本なら簡単に知ることが可能。近所のだけでなく、タイプ別にいろんな銭湯を知れば、もっと銭湯が好きになるはず。意外な魅力が盛りだくさん。
優れた建築物としてみる、街の銭湯。
町田 忍『銭湯遺産』(6,090円/戎光祥出版)
人々の息づかいすら宿る、庶民文化の華として栄えた銭湯集。
町田 忍監修・大沼ショージ撮影
『SENTO廿世紀銭湯写真集』
(7,350円/DANぼ社)
ハッと息を呑むほどに美しい、モダン建築物として鎮座する全国の銭湯を余すことなく収録。
探偵ガリレオの如く、学術的に分析!
江夏 弘
『お風呂考現学−日本人はいかに湯となごんできたか』
(2,500円/TOTO出版)
住宅の風呂設備に長年従事する筆者の、古代〜現代の風呂文化論。
松平 誠『入浴の解体新書』
(1,890円/小学館)
日本人がなぜ風呂好きなのか、その関係性と入浴観に迫る。
銭湯が舞台の、泣ける&微笑ましいお話。
浅田次郎『姫椿』
(540円/文春文庫)
自殺を考える男が妻と通った銭湯の前を通りかかると…。
松岡享子作・林 明子絵『おふろだいすき』
(1,260円/福音館書店)
お風呂ぎらいの子供に読んであげたい、ハートウォームな1冊。