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普段何気なく歩いている街の中には、数多くのエピソードが隠れています。まち歩きの視点を変えれば、今まで気づかなかったヒントが見えてくるかもしれません。今回は、建築物のデザインやコンセプトに注力した”なんば散歩“のススメです。
華やかな大大阪時代を建築めぐりで体感しよう。
「“古き良き時代”と“現在”がバランスよく共存する街、それがなんばの魅力だと思います」。『open!architecture(オープン・アーキテクチャー)2010』実行委員の山田奈津美氏はそう語る。
 このイベントで紹介するのは、[高島屋東別館]と[なんばパークス]という、なんばの新旧2大ランドマーク。建物内部や普段は入ることができない場所を、公開施設の方の説明を受けながら見学することができる。
 歴史的価値の高い建築物[高島屋東別館]は、かつてメインストリートとして栄えた、堺筋周辺の栄華を偲ばせる貴重な存在である。一方2003年竣工の[なんばパークス]は、緑との共生をコンセプトとした新時代を象徴する現代建築。「新旧の比較を心ゆくまで楽しんでほしいですね」(山田氏)。
街の魅力に気づくひとつの契機として。
『open!architecture2010』は、どのような思いから開催されるのだろうか。
 「高度成長期に集積化が進んだキタに比べ、なんば一帯は発展が緩やかでした。だからこそ、新しい建物群の中に、歴史を伝える空間が残り得たんです」と山田氏。
 ところが、普通に街を歩くだけでは歴史を実感することは難しい。仕事や遊び、買い物など、ほかのことに忙しいからだ。建物に携わっている方々に直接案内して頂きながら、その魅力を体感できる機会作り…。これこそが今回のイベントのひとつの大きなテーマである。
 「デザインや構造など、小さくてもいいから建物のステキな部分を発見してほしい。それが、街への愛着へと繋がりますから」(山田氏)。
なんばパークス
建築家ジョン・A・ジャーディ氏のデザインによる段丘状の建物は、グランドキャニオンをイメージしたもの。各フロアの屋上に「パークスガーデン」が設けられ、一年を通じて緑があふれるよう設計されている。建物が密集するなんばに潤いをもたらす“都心のオアシス”を目指し、細部にまで工夫が凝らされている。
高島屋東別館
旧松坂屋として昭和9年に竣工。アーチ型のアーケードが連なる外観はルネサンス様式を基調とする。一方の内装は、大理石造りの壁面や手摺に細かい意匠を施したアールデコ調。昭和41年の松坂屋閉店後は、高島屋別館として引き継がれた。完成当時からほぼ手を加えられずに現在に至るため、非常に高い文化的価値を誇る。
大阪は北新地。大学院の研究科に通う社会人女子大学(院)生であり、福祉・医療経営からアーバンデザインまでを幅広く専門分野とするoffice CANAAN代表、そして3児の母という3足のわらじを履くスーパーウーマン。近況は、http://www.doctor-natsumi.net/にて更新中。
open! architecture 実行委員会
山田 奈津美さん
日ごろあまり見ることのできない建築物を一斉公開する市民参加型イベント。昨年、一昨年は東京で開催されたが、3回目を迎える今回は東京、大阪を始め、日本各地で開催が予定されている。2009年は、延べ3600人が参加した。
大阪で公開される建築物は、「高島屋東別館」と「なんばパークス・なんばターミナルビル」の2カ所。当日はその建物で働く担当者の説明・解説のもと、約1時間半から2時間、建物内を巡る“建築見学”を実施。
DATA
<高島屋東別館 施設公開>
2010年5月29日(土)・6月5日(土)・12日(土) 10:30〜/13:30〜
<なんばパークス・なんばターミナルビル 施設公開>
6月2日(水)・9日(水) 10:00〜/18:30〜
各回定員20名(要事前申し込み) ※参加費は各回各コース 1,000円
※ホームページ(http://open-a.org/)にて事前に申し込みを。
このコーナーでは“なんば”を取り巻くトリヴィアやイベントをご紹介します。
御堂筋オープンフェスタ2010
なんばパークス「パークスガーデン」
※この情報は2010.04.30現在のものです。現在の情報につきましては、お電話等で直接お確かめ下さい。
※掲載中の金額はすべて税込み価格となっております。