堺 アルフォンス・ミュシャ館

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アルフォンス・ミュシャは、19世紀から20世紀初頭にかけて活躍したアール・ヌーヴォーの代表的な芸術家で、パリの国民的女優のサラ・ベルナール(日本で例えるなら美空ひばりさん)が演じる演劇のポスターを制作することにより、一躍有名になりました。

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堺 アルフォンス・ミュシャ館では、ミュシャの初期から晩年期までの作品を、年3回の企画展で展示しています。所蔵されているミュシャとその関連作家の作品約500点は、株式会社ドイの創業者でミュシャの世界的コレクターであった土居君雄氏によって収集され、堺市に寄贈されたものです。
コレクションの特徴は、ミュシャの代表的なポスターや装飾パネルたけでなく、油彩画や彫刻、宝飾品などから構成されています。

ミュシャが好んで描いた様式は、「女性と曲線」で、非常に華やかな女性が数多く描かれています。また、その女性の髪の毛の表現で、風が吹いているわけではないのに、髪の毛が一つの生命体のように流動するような曲線で描かれています。その他にも、植物や花が作品に数多く描かれています。

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上の写真の作品「ウミロフ・ミラー」は、ミュシャがアメリカに渡った時に制作した作品で、アメリカ時代から晩年にかけて制作した油絵の一つです。
暖炉の上の装飾部分「マントルピース」に飾っていた作品で、こんな大きな作品を飾っていた暖炉のサイズや、その大きな暖炉があるリビングのサイズを想像すると、暖炉やリビングがどれだけ大きかったのかが想像できます。

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上の写真の作品「ハーモニー」は、どういう内容(主題)が描かれたか分かっていない作品で、中央に描かれている人の手から光が放たれていますが、光の色が左右で異なっています。ミュシャの晩年は、この作品のように油彩をもとにした神話的な作品が増えてくるそうです。色使いなどは、ミュシャの初期であるパリ時代にはあまり見られなかった様式に変化しています。

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エントランスには、絵はがきやクリアファイル、ポスターなどが販売されているので、お土産にいかがですか?
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堺 アルフォンス・ミュシャ館
住所 堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弍番館2F~4F
TEL 072-222-5533
営業時間 9:30AM~5:15PM(入館は4:30PMまで)
観覧料 一般500円、高大生300円、小・中学生100円
休館日 月曜(祝日の場合は翌日)
アクセス 堺東駅から南海バス「阪和堺市駅前」下車徒歩約3分、またはJR「堺市」下車徒歩約3分

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